洋書多読はゆっくりと英語力がアップしていくので、なかなか成果を感じにくいですよね。
そんな多読にも、成果を見える化する方法があります。
それは、読んだ洋書の語数を記録していく、という方法です。
この記事では、手軽に読書記録をつけられるアプリ(無料)と、モチベーションの上がりそうな読書ノートをご紹介します。
洋書多読の記録におすすめのアプリ
アプリで洋書多読の記録をするなら、語数を管理してくれる機能があるとうれしいですよね。
この項では、簡単に入力できて語数管理もしてくれる、無料のアプリを2つご紹介します。
英語多読記録簿
最初にご紹介するのは「英語多読記録簿」というアプリです。
文字通り、英語多読に特化した読書記録アプリです。
IDやパスワードなどは不要で、アプリをインストールするだけですぐに利用することができます。
本のタイトルと語数を入力すると、
- 累計読書量(語数)
- 目標までの達成率
- 月別の読書量(語数と冊数)
- 読破レポート(日次、週次、月次)
を表示してくれます。
目標語数までの達成率を見ることができるので、モチベーションがアップしそうです。
では、実際に読書記録を入力してみましょう。
入力のしかた
こちらが初期のホーム画面です。
エンピツマークをタップして目標語数を入力します。
最初から高い目標を設定すると、達成率がほぼゼロ%の状態が続いてしまいます。モチベーションを上げるためにも最初は低めの目標を設定しましょう。
ここでは、10,000語に設定します。
保存すると、ホーム画面トップに設定した目標が表示されています。
右下の「+」マークをタップします。
本のタイトルと語数を入力します。
日付は、入力した日が自動で表示されるので、このまま保存します。
ホーム画面に戻ると、先ほど入力した本が表示されています。
これで入力は終わりです。かんたんですね。
総語数と達成率の確認のしかた
総語数と達成率は、ホーム画面の一番上に表示されています。
左のマークをタップすると、月毎のデータを表示することもできます。
読破レポートの表示のしかた
右のマークをタップすると、日次、週次、月次レポートを見ることができます。
以上です。機能もとてもシンプルです。
洋書多読ログ
次に「洋書多読ログ」というアプリをご紹介します。
こちらも英語多読に特化した読書記録アプリです。
IDやパスワードなどは不要で、アプリをインストールするだけで、すぐに利用することができます。
本のタイトルと語数を入力すると、
- 累計の読書量(語数と冊数)
- 月別の読書量(語数と冊数)
を表示してくれます。累計の冊数が見られるので、モチベーションがアップしそうです。
では、実際に読書記録を入力してみましょう。
入力のしかた
こちらが初期のホーム画面です。
右下の「+」マークをタップします。
本のタイトルと語数を入力します。
日付は、入力した日が自動で表示されるので、このまま保存します。
ホーム画面に戻ると、先ほど入力した本が表示されています。
これで入力は終わりです。
読書量の確認のしかた
「グラフ」をタップすると、読書量(語数と冊数)の表示に切り替えることができます。
「語数」と「冊数」をタップで切り替えられます。
「月別」と「累計」をタップで切り替えられます。
以上です。
どちらのアプリもとてもシンプルで、機能もほぼ同じです。
「英語多読記録簿」は目標達成率が一目で見えるところ、「洋書多読ログ」は累計冊数が表示されるところがおすすめポイントです。
お好みに合わせて選んでくださいね。
洋書多読の記録におすすめの読書記録ノート
読書記録はやっぱりノートがいい、というアナログ派の方のために、モチベーションの上がりそうなノートをいくつかご紹介します。
変化や気づきをメモできるのがノートのよいところですね。日記のような感じで使えそうです。
めざせ100万語! 読書記録手帳
こちらは洋書多読に特化した読書記録手帳です。推薦洋書の紹介、英語リーダーや児童書のタイトル別総語数、お薦め度などが一覧表で掲載されています。洋書多読のガイドブックとしての役割も担ってくれる唯一無二の手帳です。
あるかしら読書ノート
こちらは大人気作家ヨシタケシンスケさんの絵本『あるかしら書店』をモチーフにした読書記録ノートです。個人的に大ファンのヨシタケシンスケさん。このノートを見つけたときは心が躍りました。洋書を読んで初めて涙した日、初めてクスっと笑った日、そんな自分にとっての記念日を書きこんでいきたくなるようなノートです。
よむーくの読書ノート
こちらは講談社文庫のオリジナルキャラクター「よむーく」の読書記録ノートです。ほんわかとした雰囲気がとても可愛いです。シンプルなノートなのでちょこっとメモをする感じで気負わず使えそうです。文庫本サイズで、講談社文庫と同じロゴがついているさりげないユーモアが好きです。
メモ録カード ムーミントロール
こんなメモも可愛いですね。キャッチコピーは「メモよりもちゃんと、記録より気軽に」。このメモをお気に入りのノートにスクラップしていくのもいいですね。
Book Review Note/Book
シンプルでオシャレな読書記録ノート。気分が上がります。心に残ったフレーズを書き留めたり、英語で感想を書いてみるのもいいですね。英語日記ってなかなか続かない、という人も読書記録なら書くネタがあるので続くかも?
本好きのための読書ノート
ここまで立派なノートを買ってしまったら、多読を途中でやめるわけにはいかないですね。多読継続のおまじないとして、また多読体験を大切に記録しておきたい方にもおすすめです。
目標設定のしかた
洋書多読でよく目標にされるのが、100万語です。
「読んだ英文の語数をカウントして、総語数が100万語になることを目指す」という意味です。
英単語1つを1語とカウントします。
冠詞や前置詞も1語とカウントするので、”a lot of easy books“なら 5ワードとカウントします。
でも、最初から100万語を目標に設定すると、文字数の少ない本を読んでいる多読初期は達成率がまったく上がらない状態が続いてしまいます。
そうなるとモチベーションが下がってしまうので、最初は低めの設定にしたほうがよいでしょう。
まずは1万語、次は10万語、その次は100万語、というふうに達成するたびに目標を上げていくとよいと思います。
たくさん成功体験を積んで自信をつけてくださいね。
Happy Reading!