【チャプターブック】上級・フィクション

心あたたまるストーリー

Adventures of Calypso

作者	Monty C. Floyd
語数	約7,790ワード
対象読者年齢	7～12歳
その他の情報	Word Wise 有

この本は、語数も比較的少なく、対象年齢も高くはないのですが、少し英語の難易度が高いように感じたので、上級コレクションに入れています。
おもしろくて心温まるストーリーです。

ドッグフードを盗んでいったネズミを追いかけて、貨物車に乗りこんでしまったウェルシュテリアの子どもCalypso。
Calypsoを乗せたまま貨物車は出発し、Calypsoは飛び降りた見知らぬ街で野良犬になってしまいます。
危険な目にあいながらも、たくさんの人や動物に助けられ、最終的に最高の幸せをつかむ子犬の物語です。

展開がおもしろいストーリー

Harry Potter シリーズ

いつかはハリー・ポッターを原作で読みたい、と思う人は少なくないはず。
ハリー・ポッターは、現在シリーズ全巻 Kindle Unlimited で読むことができます。
日本語版も Kindle Unlimited 対象なので、先に日本語版を読んでから原作にチャレンジする、後で答え合わせをする、なんていうこともできます。
同シリーズだけで総語数100万語を超える超大作！
映画では、あまりにも多くの説明やエピソードが省かれています。
作家J.K.ローリングが描いたそのままの『ハリー・ポッター』の世界をぜひ体験してください。

ハリー・ポッターシリーズの語数は、ネット情報を利用させていただきました（かなりざっくりです）。

Harry Potter and the Philosopher’s Stone

作者	J.K. Rowling
語数	約77,000ワード
対象読者年齢	8歳以上
その他の情報	音声サンプル有、Word Wise 有

親戚のもとで粗末な扱いを受けながら育った孤児の少年ハリー・ポッター。
11歳の誕生日に突然現れた大男から、実は自分が魔法使いであること、魔法魔術学校ホグワーツに席が用意されていることを知らされます。
突然用意された予想だにしなかった人生の選択肢、次々と明かされる自身の生い立ちに関わる秘密。
半信半疑のまま魔法学校に入学したハリーを待ち受けていたのは、生涯の友や師との出会い、冒険、そして自分の両親の命を奪った闇の帝王ヴォルデモートとの闘いでした。

Harry Potter and the Chamber of Secrets

作者	J.K. Rowling
語数	約85,000ワード
対象読者年齢	8歳以上
その他の情報	音声サンプル有、Word Wise 有

魔法学校で一年を過ごし、夏休みで親戚の家に戻ったハリーの部屋に突然現れた屋敷しもべ妖精のドビー。
ドビーは、新学期にホグワーツで恐ろしいことが起きるのでハリーは学校に戻るべきではない、自分はハリーを危険から守るためにここに来たのだと必死で訴えます。
ドビーの妨害をなんとか突破しホグワーツに戻ったハリーを待っていたのは、ドビーの警告通りの恐ろしい事件でした。
ハリーだけに聞こえる殺意に満ちた恐ろしい声、次々と襲われる生徒たち。
ホグワーツに隠された秘密の部屋とは？
50年前の事件とは？

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban

作者	J.K. Rowling
語数	約107,000ワード
対象読者年齢	8歳以上
その他の情報	音声サンプル有、Word Wise 有

魔法界の牢獄アズカバンから脱走した囚人がハリーの命を狙っていることを知り、不穏なスタートをきった三年目のホグワーツ。
脱走した囚人は闇の帝王ヴォルデモートの手下で、ハリーの両親の死に関わった人物だと言う。
憎き両親の敵との対峙、新たな驚愕の事実。
息もつかせぬ展開の最後に待ち受ける大どんでん返しとは？

Harry Potter and the Goblet of Fire

作者	J.K. Rowling
語数	約190,000ワード
対象読者年齢	8歳以上
その他の情報	音声サンプル有、Word Wise 有

魔法学校3校が魔法の技を競い合う伝説の3大魔法学校対抗試合。
各校から1名の代表選手が選出されるルールにもかかわらず、年齢的に参加資格がなく立候補もしていないハリーがなぜか4人目の選手として選出されることに。
命の危険をも伴う難題を次々と乗り越えるハリーを待ち受けていた恐ろしい罠とは？

Harry Potter and the Order of the Phoenix

作者	J.K. Rowling
語数	約257,000ワード
対象読者年齢	8歳以上
その他の情報	音声サンプル有、Word Wise 有

復活した闇の帝王ヴォルデモートと闘うために結成された秘密結社「不死鳥の騎士団」。
騎士団とともに闘うハリーとその仲間たちの結束は強まるも、自身の体に刻まれたヴォルデモートとの繋がりに苦しめられるハリー。
夜ごとハリーを襲う悪夢が見せる長い廊下、その先にある開かない扉。
扉のむこうにはいったい何が隠されているのか？

Harry Potter and the Half-Blood Prince

作者	J.K. Rowling
語数	約156,000ワード
対象読者年齢	8歳以上
その他の情報	音声サンプル有、Word Wise 有

ヴォルデモートの不死の秘密を掴み、その息の根を止める鍵となるある物を探しはじめるハリー。
ここまで導いてくれた師ダンブルドアをその道半ばで殺され、悲しむハリーに寄り添う友や仲間たち。
ダンブルドアの意志を継ぐハリーの運命やいかに。
物語は最終巻へともつれこみます。

Harry Potter and the Deathly Hallows

作者	J.K. Rowling
語数	約198,000ワード
対象読者年齢	8歳以上
その他の情報	音声サンプル有、Word Wise 有

遂に壮大な物語はクライマックスを迎えます。
逃れ得ぬ運命に果敢に立ち向かうハリー。
命がけでハリーとともに闘う友や仲間たち。
次々と明かされる驚愕の事実。
闘いの最後に死を受け入れたハリーに、運命が用意した結末とは？

クスっと笑えるストーリー

The Grandad シリーズ

こちらは、読み終えてから「あーおもしろかった！」とおもわず声に出してしまったほどハマったシリーズです。
話のスジとしてはミステリーアドベンチャーなのですが、コメディドラマを観ているような、かなり笑える本です。
子どもよりも、大人が読んだほうが楽しめるのではないかと思います。

近所でも有名なトラブルメーカーで子どもみたいなHenryおじいちゃんは、庭の納屋で次々と不可解なものを発見します。
この物語は、おじいちゃんが二人の孫に手伝ってもらいながら、ミステリーを解明していくストーリーですが、おばあちゃんや上流階級のおばさまたちとのやりとりが面白くてやみつきになります。

Grandad and the Magic Glasses

作者	Ken Lake
語数	約27,960ワード
対象読者年齢	6～12歳
その他の情報	Word Wise 有

庭の古い納屋で次々と不可解なものを発見するおじいちゃん。
すべてのミステリアスなアイテムにはRobinという見覚えのない名前。
いったいRobinとは何者なのか？

というのが話の大すじですが、それよりもおじいちゃんが次々とトラブルを引きおこすので、チャプターが変わるたびに今度は何をしでかしてくれるんだろうとワクワクします。

Grandad and the Time Machine

作者	Ken Lake
語数	約26,080ワード
対象読者年齢	7～12歳
その他の情報	Word Wise 有

不思議なことが次々と起こるなかで、おじいちゃんたちは少しずつRobinという人物に近づいていきます。
ミステリーの展開もおもしろいのですが、おじいちゃんのぶっとんだトラブルメーカーっぷりに笑いっぱなしです。

Grandad and the Search for Robin

作者	Ken Lake
語数	約25,640ワード
対象読者年齢	7～12歳
その他の情報	Word Wise 有

ミステリーもおじいちゃんのおもしろさもクライマックスに達する第3巻。
とうとうすべてのミステリーを解明し、なぞに包まれた人物Robinに時空を超えて会いに行ったおじいちゃんと孫たち。
いつまでも子どもの心を忘れないおじいちゃんは、実は選ばれし人でした。

読みはじめたら止められない最高のミステリー＆コメディでした。