洋書多読に Kindle Unlimited を活用する3つのコツ

Kindle Unlimited は、Amazon が提供する電子書籍のサブスクリプションサービス。

Amazon はアメリカの企業なので、洋書の品ぞろえは圧倒的。

洋書多読に利用しない手はありません。

しかも、日本人の私たちにとって、洋書も和書も読める Kindle Unlimited は2倍お得なありがたいサービスです。

ただ、

Kindle Unlimited を洋書多読に利用するには、少しコツがいります。

このコツを知らないばっかりに、

と、お宝を見つけられずに去っていく人もいます。



この記事では、Kindle Unlimited で1,000冊以上の洋書を読んできた私が、洋書多読に Kindle Unlimited を利用すると

を解説し、

最後に Kindle Unlimited を洋書多読に活用する3つのコツをまとめています。

洋書多読に Kindle Unlimited を利用するメリット

コストを大幅に削減できる

私は、Kindle Unlimited で多読をはじめて、最初の1年で約700冊の洋書を読みました。
（注：大半は絵本です）

まともに本を買っていたら、いくらかかっていたでしょう。

洋書は安くても1,000円前後はしますが、電子書籍なので1冊500円と考えてみます。

500円　Ｘ　700冊　＝　350,000円

でも、実際には Kindle Unlimited で月額980円だったので、

980円　Ｘ　12カ月　＝　11,760円

本を電子書籍にするだけでもコストダウンできますが、Kindle Unlimited を利用するとこれだけ大幅に削減することができます。

10万語を超えるような小説を読める人なら、購入してじっくり読めばいいでしょう。

でも、多読初心者は、かんたんな本をたくさん読むところからスタートします。

内容がかんたんでもお値段は難しい本と変わらないので、コストの問題はバカにできません。

たくさんの選択肢のなかから洋書を選べる

Kindle Unlimited の対象タイトルは、

と記載されています。
（2023年7月調べ）

単純に比較をすることはできませんが、数字だけを見ると、これは規模の大きい公立図書館の蔵書数にも匹敵する数です。

洋書の種類も多岐にわたります。

これだけあれば、誰でもなにかしら好きなジャンルがあると思います。

児童書で多読しながら、

なんてこともできます。

「好き」は、学びを後押ししてくれる強力な味方。

選択肢が多いということは、Kindle Unlimited の最大の魅力のひとつです。

和書も読める

忘れてならないのは、Kindle Unlimited では日本語の本も読めるという点です。

1つの契約でこれだけの本が読み放題になるサブスクは、他にはありません。

※雑誌はデータが重いのでは？と思われるかもしれませんが、スマホやタブレットでサクサク読めます。

和書のカテゴリはこれだけあります。

ちなみに、私が洋書多読に Kindle Unlimited を利用しようと決めたのは、大好きな『オレンジページ』や『レタスクラブ』も読めるから、という理由からでした。

Kindle Unlimited が洋書多読に使いづらい点

ピンとくる本になかなか出会えない

Kindle Unlimited で本を探す場合、

という2つの方法があります。

これで、条件にあった本がたくさん表示されます。

ところが、いざ本を読みはじめると、

ピンとくる本になかなか出会えない・・・

と感じることがあります。

原因としては、

といったことが考えられます。

Kindle Unlimited の山のような蔵書のなかからピンとくる本を探し出すためには、

といったひと工夫が必要になります。

といっても難しいことは何もありません。

かんたんなひと手間で良書に出会える確率を上げることができますので、ぜひ対策ページを読んでみてください。

ここから対策ページにジャンプすることができます。

選択肢が多すぎて何を選んでいいのか分からない

Kindle Unlimited は、洋書多読に特化したサービスではないので、

「洋書多読初心者におすすめの本」なんていう提案はしてくれません。

選択肢が多いことは Kindle Unlimited の最大のメリットである反面、

多すぎて何を選んだらいいのか分からない・・・。

と戸惑う方もいらっしゃるかと思います。

Kindle Unlimited は世界中で利用者が多いサービスなので、そんなときは他の人が勧めてくれている本を探してみるのもひとつの手です。

他の人が勧めている本を探してみると、

というように、本探しのヒントにつながることもあります。

本の語数がわからない

洋書多読をする場合、進捗状況を知るために語数を記録している方が多いと思います。

残念ながら、Kindle Unlimited 対象本の多くは、ネット検索しても語数がわからないことがほとんどです。

語数の記録は、多読のモチベーションにもつながるので、かんたんな語数のカウント方法を1つご紹介します。

Kindle Unlimited を洋書多読に活用する3つのコツ

ここからは、Kindle Unlimited を洋書多読に活用する3つのコツをご紹介します。

検索のしかたをひと工夫する

検索がうまくなると、Kindle Unlimited の最大の魅力である蔵書の多さを最大限に活かすことができます。

少し工夫するだけで、良書を見つけやすくなるので試してみてください。

これだけはやってほしい絞り込み

Kindle ストアは、デフォルトでは「アマゾンおすすめ商品」が検索結果の上位に並ぶようになっています。

これを「レビューの評価順」に並べ替えるだけで、読者評価の高い本を表示することができます。

さらに、このなかで評価数が多くて★が多い本だけをチェックしてみてください。

目安としては、★4.5以上、評価数は100～200以上が有力候補です。

本は一生かけても読みきれないくらいたくさんあります。

本探しに慣れるまでは、読者の評価をたよりにターゲットを絞り込んでみましょう。

検索キーワードを工夫する

Kindle ストアに限らず、検索が上手な人というのは、キーワードを見つけるのが上手な人だと言えます。

検索キーワードがワンパターンになりがちな方は、以下の方法で今まで思いつかなかったようなキーワードを探してみてください。

Kindle Unlimited はとにかく本が多いので、ほんの少しキーワードを変えただけでも違う本が表示されます。

※「story」を「stories」にするなど、単数形を複数形にするだけでも検索結果が変わることがあります。

他の人が勧めている本を読む

Kindle Unlimited は、世界中で利用者の多いサービスです。

先に読んだ人のお墨付きの本なら、良書に出会える確率がグッと上がります。

他の人が勧めている本を読むときに、読んで終わりではなく

というように、次の本探しのヒントを探すと、ひとつの情報の価値が倍増します。

日本国内でも、たくさんのブロガーさんが多読におすすめの洋書を紹介してくれています。

アメリカの検索サイトで英語で探してみるのもおすすめです。
（注：日本の Kindle では読み放題対象外の本もあります）

かんたんに語数をカウントする

もし、本の語数が分からないことが理由で Kindle Unlimited をあきらめてしまうぐらいなら、かんたんに概算語数をカウントすることも検討してみてください。

厳密にカウントすることにあまり意味はないので、これくらいで十分だと個人的には思っています。

※途中で読むのを止めた本も、読んだところまでのページ数をかけて、記録に含めることができます。

無料トライアルのご案内

洋書多読に Kindle Unlimited を活用する3つのコツをご紹介しました。

主な点だけをとりあげましたが、Kindle 専用端末の便利機能など、Kindle Unlimited での多読にはまだまだたくさんの魅力があります。

Kindle Unlimited には、30日間、利用制限なしの無料トライアルがあります。

少しでも気になるようでしたら、ぜひ使用感を体験してみてください。

無料トライアルは、こちらの記事の「Kindle Unlimited 登録申し込みページ」からお申込みいただけます。

解約が面倒なのでは？と気になる方は、同記事内の「解約の仕方」をご参照ください。
30日以内に解約すれば、支払いはいっさい発生しません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。