心あたたまるストーリー
Oscar the Ferry Cat
作者 | Molly Arbuthnott(著)、Agnes Treherne(絵) |
語数 | 約1,150ワード |
対象読者年齢 | 1~5歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
ストーリーも絵も美しい絵本です。
ごくごく普通の飼い猫ライフを送っていたOscarは、ある日フェリーの中で家族とはぐれ、ひとりぼっちになってしまいます。
そんなOscarが、フェリーの中で出会いをくり返しながら、自分が幸せに暮らせる場所を探す物語です。
Mingo and Ringo: Find Sibling Love
作者 | Brandy Bostick(著)、Malynda Magee(絵) |
語数 | 約1,140ワード |
対象読者年齢 | 4~8歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
フラミンゴのMingoは、いつも自分にくっついてくるいたずらっ子の弟Ringoに悩まされてばかり。
あるときMingoは、砂の城を作るコンテストにエントリーしますが、Ringoのいたずらが過ぎるので、コンテストにはRingoと一緒に行かない!と言ってしまいます。
ところが、コンテストの最中にRingoの助けが必要になってしまいました。
A Glass Full of Rumors
作者 | A. M. Marcus(著)、Elisa Bindi(絵) |
語数 | 約1,240ワード |
対象読者年齢 | 5~11歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
大人も学べる絵本です。
貧乏な家の少年Michaelと裕福な家の少女Myaは、環境の違いはあれど大の仲良しでした。
Michaelは学校でよくいじめられ、ありもしないウワサ話に悩まされましたが、MyaはいつもMichaelをかばってくれました。
そんなMyaが別の街に引っ越していき、Michaelはいつしか周りに流され、他人のウワサ話をするようになってしまいます。
All I Wanted Was a Toy Piano
作者 | Julia Zheng(著)、Yulia Ustimova(絵) |
語数 | 約1,140ワード |
対象読者年齢 | 6~11歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
この本は、字が小さすぎてスマホでは見づらいのが難点です(拡大すると字がぼやけます)。
ですが、それでもご紹介したいと思うほど心あたたまるストーリーです。
タブレットやパソコンをお持ちの方はぜひ読んでみてください。
貧しい家庭で暮らす主人公の少女は、おもちゃなどひとつも買ってもらえませんでしたが、いつも兄弟や友達と楽しく遊んでいました。
ところがあるとき、友達の家でおもちゃのピアノに一目ぼれしてしまい、どうしてもほしくなってしまいます。
家にはおもちゃを買う余裕がないとわかっている少女は、わずかなおこづかいを3年間ため続け、夢にまで見たピアノを買いに店に向かいます。
Love at Work
作者 | Ruthie Godfrey(著)、Pablo D’Alio(絵) |
語数 | 約1,260ワード(手紙を含む) |
対象読者年齢 | 5~12歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
この本は、作者のRuthie Godfreyさんが、ご自身のおじいさんとおばあさんの話をもとに書かれたストーリーです。
長年友達どうしだったRobertとEllen。
Robertがやっと勇気を出してEllenをデートに誘いますが、恋人どうしになれた1年後に二人は戦争で離ればなれになってしまいます。
この絵本は、そんな二人が手紙のやりとりを続けてお互いを励ましあうようすが描かれた作品です。
Diggy the Dog Explores Friendship
作者 | Adam Loveless(著)、Elena Kochetova(絵) |
語数 | 約1,460ワード |
対象読者年齢 | 3~7歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
気のいい動物たちの心あたたまるストーリーです。
絵もチャーミングで、大好きな絵本のひとつです。
冒険好きの犬のDiggyは、ある日森の中で道に迷ってしまいました。
出会った動物たちに助けを求めますが、誰も1人ではDiggyを助けてあげることができませんでした。
ですが、Diggyのことを放っておけない動物たちは、みんなで集まってDiggy救出作戦を実行します。
Super Coco “Will you be my friend?”
作者 | Dr. Jay and Julie Lipoff(著)、Ellisa DiRenzo(絵) |
語数 | 約1,550ワード |
対象読者年齢 | 幼児~12歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
アルバ島に住む黒いニワトリのCocoは、子どものころに嵐で家族とはぐれてしまってからずっとひとりぼっちでした。
あるとき、Cocoは友だちを作るために旅に出ましたが、見た目も生活習慣も違う他の動物たちは誰も友だちになってくれませんでした。
けれど、どれだけ断られてもCocoはけっしてあきらめませんでした。
※本編の前に、作者がこの物語を描くきっかけになったできごとが書かれています。
Papa Piccolo
作者 | Carol Talley(著)、Itoko Maeno(絵) |
語数 | 約1,570ワード |
対象読者年齢 | 6~8歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
イタリアのベネチアを舞台に描かれた心あたたまるストーリーです。
絵もストーリーも美しい絵本です。
ベネチアで1人で暮らしていた黒猫のPiccoloは、ある日段ボールに入れられた2匹の子ネコを見つけました。
子ネコたちにつきまとわれるようになったPiccoloが、どうしてよいのか分らず困っていると、追いかけっこをしていて勢い余った2匹は水上タクシーに飛び乗ってしまい、タクシーは子ネコたちを乗せたまま出発してしまいました。
子ネコたちがいなくなり、ホッとしたはずのPiccoloでしたが、だんだん2匹のことが心配でたまらなくなってきました。
Bear and Fred
作者 | Iris Argaman(著)、Avi Ofer(絵) |
語数 | 約2,240ワード |
対象読者年齢 | 6~9歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
総語数は多いですが、かんたんな単語と文法だけで書かれています。
1文も短いので、とても読みやすいと思います。
第二次世界大戦を生きぬいたユダヤ人の少年とテディベアのお話で、事実にもとづいたストーリーです。
物語はこのテディベアを語り手として描かれています。
第二次世界大戦中、ナチスから身を隠すために、家族と離れて暮らさなければならなくなったFred少年。
寂しさに耐えるFred少年のそばには、いつもテディベアがいてくれました。
戦争が終わっても少年がテディベアを手ばなすことはなく、結婚して子どもを持った後も大切にし続けました。
Chance the Blue-Nosed Reindeer
作者 | Noah Nelson(著)、Tkach Roksolana(絵) |
語数 | 約1,810ワード |
対象読者年齢 | 5~9歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
子犬の頃にネズミのGaryに助けてもらったブルーノーズ・ピットブル(犬の種類)のChanceは、Garyとともに路地裏で暮らしていました。
Chanceは人間と家族になることに憧れていましたが、ピットブルは狂暴そうな見た目のせいで人間から嫌われていました。
ある日動物管理局に捕まり、保護施設に入れられてしまったChanceに、奇跡のような出会いが訪れ、Chanceの運命はガラリと変わります。
キュートなストーリー
Alice Eloise’s Silver Linings
作者 | Sarah Kathryn Frey(著)、Kit Nacua(絵) |
語数 | 約1,370ワード |
対象読者年齢 | 3~10歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
Alice Eloiseと名づけられた可愛い子犬が、介助犬になるまでのストーリーです。
飼い主さんとAlice Eloiseがお互いにとても大切な存在であることが伝わってくる、可愛らしくてあったかいストーリーです。
My Friend Teddy
作者 | Natalia Maguire(著)、Chris Borodina(絵) |
語数 | 約1,530ワード |
対象読者年齢 | 3~9歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
少年と犬のふれあいを描いたほほえましいストーリーです。
隣の家に越してきた大きな犬が怖くてたまらない少年。
ある日、犬にズボンの裾を噛まれ引きずられてしまいますが、犬は転んで動けなくなっている飼い主さんのところに少年を連れていこうとしていたのでした。
少年のおかげで飼い主さんは事なきを得ましたが、けがの治療のために入院することになり、少年の家で犬を預かることになりました。
展開がおもしろいストーリー
Cactus Soup
作者 | Eric A. Kimmel(著)、Phil Huling(絵) |
語数 | 約1,190ワード |
対象読者年齢 | 5~8歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
食べ物を隠そうとする村人たちから、知恵を働かせて食べ物を出させる兵隊たちの面白いストーリーです。
『Stone soup(石のスープ)』という古い民話がありますが、そのアレンジバージョンです。
疲れてお腹を空かせた兵隊たちが、ある村に立ち寄りますが、食べ物を分け与えたくない村人たちは食べ物を隠し、貧乏なふりをします。
兵隊たちは、村人からサボテンのトゲを1本だけもらい、鍋に湯を沸かしてサボテンスープを作りはじめます。
兵隊たちが「塩があればもっと美味しいスープになるのだが・・・、タマネギがあればもっと美味しいスープになるのだが・・・」とつぶやくたびに、サボテンスープに興味津々の村人たちは家にある食材を少しずつ持ち寄りはじめます。
Super Bus
作者 | Liz Cooper(著)、David Lock(絵) |
語数 | 約1,330ワード |
対象読者年齢 | 4~8歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
新しくてオシャレなスクールバスを走らせたい町長が、汚れた古いスクールバスを見てスクラップするようにと言います。
ですが、学校のことを任されている先生も運転手も、古くても性能の良いそのバスの魅力をよく分かっていました。
先生と運転手は、町長にバスの魅力をわかってもらうために奮闘します。
One Hundred Eggs for Henrietta
作者 | Sally Huss |
語数 | 約1,570ワード |
対象読者年齢 | 3~8歳 |
その他の情報 | Word Wise 有 |
イースター(復活祭)でよく行われる「エッグハント」という卵探しゲームが描かれたストーリーです。
ニワトリのHenriettaは、イースター用の卵の準備に大忙し。
今年のイースターは、昨年までとちがって農場主のJohnsonさんが町中の子どもたち全員をエッグハントに招待しました。
卵が1つでも足りないと、子どもたちはがっかりしてしまいます。
Little Kids Big Ideas: Money Mir’s Ultimate Lemonade Stand
作者 | Jah’mir Pasha |
語数 | 約1,360ワード |
対象読者年齢 | 6~12歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
アメリカの夏の風物詩としても知られるレモネードスタンドをご存じでしょうか。
子どもたちが自分でレモネードを作り、自宅の庭などで販売するスタンドのことです。
一見ままごとのようですが、美味しいレモネードを作るだけでなく、スタンドの作成から価格設定、サイドメニューの考案など、基本的に自分で計画し実行するので、立派なスモールビジネスです。
この本には、ある少年がレモネードスタンドの運営にチャレンジする様子が描かれています。
Backyard Hullabaloo
作者 | Junia Wonders(著)、Divin Meir(絵) |
語数 | 約1,770ワード |
対象読者年齢 | 6~9歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
のんきで大らかなBagooさんご夫妻と、お隣に住む気難しいBarkさんのお話です。
Bagooさんご夫妻は、いつもニコニコ、仲良くのんびり暮らしています。
一方、神経質で怒りんぼうのBarkさんは、ルーズな隣人のBagooさんにいつもイライラ。
Bagooさんご夫婦には悪気はまったくないのに、両家の間ではトラブルが絶えません(Barkさんが一方的に激怒しているだけですが)。
The Wizard’s Wish
作者 | Brad Yates |
語数 | 約2,090ワード |
対象読者年齢 | 3~10歳 |
その他の情報 | Word Wise 無 |
語数がかなり多いですが、とても読みやすい英文で、難しい単語もほとんど使われていません。
昔々、人々がみな明るく、互いに助け合い、幸せに暮らしている村がありました。
あるとき、村はひどい嵐に襲われ、その直後から人々は心の不調をうったえるようになりました。
村の精神科医のような役割を担っていた魔法使いは、書物を読み、世界を旅して、原因と治療法を調べ、村人たちに自分自身で手当する方法を伝授します。
※この魔法使いが村人に伝授した手法は、EFT(Emotional Freedom Technique)療法とよばれる、実際に実践されている心理療法だそうです。